〜指間のカミソリ〜

カメラを持つ少年の股間も、否応なく上昇する高揚に、自然と反応していた。
綿でできたズボンの股間はパツンパツンに張り、抵抗が芽生えていたのだ。
ほんの少しだけ、言葉を交わした間柄であるゆえか、ひどく少女の存在が身近に感じられつつも、その対象が、今から、まさに犯されようとしている。
まだ女性経験のない彼は、めくるめく妄想に、息を荒げた。
「ほら小僧、そんな外から撮ってちゃ映るものも映んねぇぞ!」
ジャイルの一人から叱責を受け、少年は、「はい」と言いながら、群衆の一番大きく開いた隙間を探し、そこへ自分をねじ込んだ。
少女の目が責めるように見たのは、少年であろうか、それともカメラの存在であろうか。
少年のレンズは、恥じらう少女へさらに近寄った。
自分だって、少女の身体にわずかでも良いから触れてみたいのだが、そんな贅沢を言える立場でもない。
弱小には、餌など与えてもらないのだ。
「さて…そろそろ、その可愛い制服も脱いでもらおうか…。」
ニシムラは口角を釣り上げながら、少女の前に立ちはだかり、その右の手に皮の手袋をはめた。
少女の目がおぞましいものでも見るかのように、時折、彼の右の手にきらめく光を認めた。
キラキラと輝く光沢は、手袋の指と指の隙間から、覗くではないか。
「この船内、決して広い場所ばかりでもないのでね…。刀や銃じゃ不便な場合もあるのだよ…。」
そう言うと、ニシムラは、右手の5指それぞれの隙間を2・3mmと均等に開き、掌を突き出してきた。
「きゃぁッ!」
それは、少女のセーラー服のスカーフを過り去ったではないか。
まるで、スカーフの布地を指がすり抜けたかに思えたが、そうではなかった。
気がつけば、スカーフはハサミを入れられたように、切断されていたのだ。
少女の目は、恐怖に凍てついた。
右の手袋から、垣間見えた物は、カッターナイフのような刃である。
羅列した銀色に輝く鈍い金属の光沢。
それらが、指と指との隙間に忍んでいるのだ。
すり合わせると、ハサミのように、物体を切り裂く。
あるいは、そのまま相手と取っ組み合い、肉弾戦をしても良い。
その為の手袋である。
「ほうら…その可愛い顔が、血まみれになるか、Hな顔になるか…どっちかな?」
少女は、ふるふる…と首を振った。
ニシムラは、彼女の髪をゆるりとすくい、先端の1cmほどを切った。
宙で散りながら、無言のまま落ちた髪の毛は力なく、少女の存在を代弁しているようであった。
背後から近寄った少年のビデオカメラは、容易に少女の股間へともぐった。
そして、レンズを下から上へと向けたのだ。
「しっかり撮れているか?小僧。」
「はい…。」
ファインダーの映像を確認して、少年は返事をした。
「女子高生のオマンコを見ながら、一杯と酒も旨いんだよなぁ。」
そう言いながらニシムラは、前からはばかりもなく、左手の素手をミニの中へ左手を入れたのだ。
男の野太い指は、少女の股間へと、そのまま伸び、人差し指が、陰裂を撫でた。
両側から継ぎ合わさった、肉の形を確かめるように、ねっとりねっとりと、指の腹を押しつけるのだ。
少女の両脚は、ガクガクと震えていた。
きっと恐怖で、のどの奥は、悲鳴さえも通らないほどに締め付けられているのだ。
指が割れ目の間にもぐると、うっすらと開いた陰唇からは、襞の片鱗がのぞくのだ。
「オナニーの時は、、お豆派かね?」
ニシムラは、少女の顔を覗きこむようにして、指で陰核を円を描くように責める。
少女は、泣きそうになる己を必死に抑えているようにも見受けられた。
指の腹が、一瞬強く、敏感を捉える時、少女の肩はびくりと踊り、表情は渋く強張る。
それが、陵辱を悦びとする男たちには、たまらなく可愛いではないか。
ニシムラは、にやにやとしながら、指を止めた。
それは、少女のクリを覆う皮をひっぱった時であった。
レンズには、少女のラヴィアが大映しになり、恥溝の中に肉溝がひしめきあい、なんと、まくられた包皮から怯え身をひそめる真珠がありありと見えてしまってしるのだ。
まだ、それほどにすれてなく、若葉の芽のようであり、神秘的な造形であった。
それを、時間をかけ、じっくりとレンズに見せるのだ。
真っ白が埋め尽くそうとしている少女の思考に、今、自身の肉体が、どのように解剖されているのか、想像する事すらできないであろう。
好奇にさらされ、嘲笑され、男たちの欲望と酒の肴になるなど、16歳に受け止められるのだろうか。
その時である。
ニシムラの指が、速やかに動き、裂の真ん中あたりを探ったかと思うと、肉をかきわけ、女たる一点をうがったのだ。
「…うぐぅッ!」
吐き出すような、嗚咽にも似た叫びが、少女ののど元までせり上がった。
ニシムラの中指が、秘穴をこじ開けたのだ。
女にしか備わっていない特有の器官を、もてあそび、楽しむ。
渇き、分厚い皮をした指を、少女の粘膜の筒が、ねちち…と媚び絡むのだ。
しっとりとした、秘め事を語るような女体の内部。
男は、おもむろに、指を動かせ、ピストン運動を繰り出す。
16歳の女子高生にとって、恥辱ともいえる好意。
ニシムラは、手袋をした右手で、自身のベルトを断ち切ると、器用にズボン下着もともに下ろした。
少女の前にさらけ出されたペニスは、彼氏のモノと同じ器官であると思えぬほど気味悪い。
勃起した、その巨大な肉の塔は、自分が数日前、食べた“31アイスクリーム”の4段重ねと相違ないものであった。


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