智光は自転車で緩やかな坂を登りきった。
すると、ようやく咲希の住むマンションが見えたではないか。
そのまま息吐く暇もなく、ペダルを漕ぐ。
マンションのゲート前に来ると、自転車から降り、エントランスを駆け抜けた。
そのまま、エレベーター横の非常階段を上り、咲希のいる405号室へと向かったのだ。
「ま…待てぇぇ――ッ!」
ドアを開き、半分転げるようにしてリビングになだれ込むと、全裸の三浦咲希が男二人に囲まれていた。
彼女の広角に開けた両脚の中心へと、白覆面が腰を寄せている最中だった。
三人は突然室内へ飛び込んできた智光へ顔を向けた。
「な…何だぁ?ゴラァ!」
驚き、黒覆面の男は咲希を掴む手を解くと、ベッドより立ち上がり智光の前へ立ちはだかる。
智光の前を塞ぐように大きな身体が壁になった。
「そ…それ以上は…許さない!」
智光は、はぁはぁと息を荒げ、体力も著しく消耗させ、その額からは、玉のような汗が噴き出ていた。
疲労により、腿はパンパンに張り、ガクガクと震え、膝は今にも崩れそうであった。
「こりゃ、お姉ちゃんの彼氏なのか?」
そう問いながら黒覆面が後ろを向く。
「ぼ…僕は会社の同僚だ!」
智光の表情は正義感に満ち、険しさを一層増していた。
しかし、助けが入った事に喜ぶであろうはずの咲希の表情はなぜか動揺に蒼ざめていた。
「な…何で…?」
全くもって信じ難いといった様子で、困惑し声が上手く出ない。
「何で…高島君が私の部屋に…!?」
智光は咲希の言葉に、居場所を失った喪失感を抱いた。
「…え?何でって…三浦さんが危ない…から…!」
(なぜだろう…?一番見られたくないモノを見られた…。そんな悲痛が三浦さんに感じる!)
すると、それを察したか黒覆面の男が補足の説明を始めた。
「はは〜ん!さては、オレたちがこの部屋に勝手に入っていったところでも目撃したんだろ?それで、この女が危険だと思い込んだ!」
男は続ける。
「しかし、これは全て、彼女が望んだ事なんだよ!」
そう言うと黒覆面と白覆面はニヤリと口角を吊り上げた。
「何を言っているんだ?」
智光は表情を曇らせた。
「そのままだ!“彼女が望んだ”事だ!」
「一体何を言っているんだ!?意味がわからない!」
うろたえる智光を見下すように、男はフッと笑った。
「凌辱志願サイト〜レイプの館〜。彼女は“サッキー”というハンドルネームで会員なのだ。そして、先日、サイトへ自らへの凌辱要求を書き込んだのだ。」
(……!?…社内のマドンナが…!?凌辱志願?)
智光には絵空事でも聞かされているような、にわかに理解に苦しむ話だった。
「そこで、近郊で都合のつくオレたちと話がまとまったというわけだ!」
「う…嘘だ!」
堪らず智光は相手の話を遮った。
「嘘なもんか…!詳細をやり取りする間、随分と彼女の事を知ったからね!」
男は一つ間を置いた。
「本名、三浦咲希。23歳。F大学を卒業後、現在のT社に入社。スリーサイズは上から84.57.83。初体験は17歳の夏、当時交際の一つ上の彼氏。」
そこから男は語調を強めた。
「しかし!彼女自身の持つ特殊な性癖のゆえ、性交時に満たされるであろう欲求は未消化のまま今に至る。決して満たされず!それが原因で、過去交際した3人の異性とは半年ももたないまま破局したのだ。」
そこまで説明すると、黒覆面の男は身体を半分開き、智光へ咲希の淫らな姿を見せた。
黒覆面の言葉引き継ぎ、白覆面の男が言う。
「その特殊性癖とは、極度のM体質!ゆえ、凌辱でしか快楽を得られぬ哀しい性!」
ニンマリと薄ら笑いを浮かべ、白覆面の男は女をベッドに寝かせた格好のまま、さらに両の膝を大きく押し開いた。
そうして、自身の肉棒の根本を指で掴みながら、鈴口を咲希の秘花へと突き立てたのだ。
「や…やめ…ッ!」
智光は無意識に絶叫していた。
しかし、その男は腰を浮かせながら、前傾姿勢に移り、体重をペニスの先へと移行した。
次の瞬間、肉の尖りが咲希の秘穴を無慈悲なまでに圧したのだ。
「あはぁん!」
彼女の短く喘いだ。
彼女の意に無関係に、膣孔がアクビをする様な大きな口を開き肉頭を頬張った。
トイレで盗み見た出口は、今度、入口の役目を智光に見せつけ、瞼へと焼き付けさせる。
しかし、その後の光景はさらに、智光に追い打ちをかける。
ずずずず…っ!と肉竿が女の中に潜る際、それを入れ違い、内在する彼女の恥蜜がツツツ――ッ!と溢れ出たのだ。
「うひょぉぉ!嫌々言いながらでも、身体は喜んでいるじゃないかぁ!?さすが、凌辱志願恥女!」
男は滑らかな感触に喜悦を覚えながら、ズドン!と肉壺の最奥を穿った。
「ひぃぃ…!!……あ…あぅ…!」
咲希の表情は苦悶に歪み、喉を震わせ、口は半開いていた。
しかし、それでいながら、彼女の全身は毛羽立ち、乳首が勃起を起こして官能に侵されている。
(う…嘘だ!三浦さんが強姦されて…感じているなんてッ!!)
白覆面の男は身体の角度を傾け、結合部を智光へ見せ付ける。
「さしずめ、この娘に気があってココに来たのだろう?どうだ!好きな女が目の前でレイプされる気分は!?」
そう言いながら、ゆっくりと咲希へと埋まる肉塊を引き出す。
すると、どうだろう。
どす黒く燃えるペニスに咲希の分泌物がまとわり、ヌラヌラと照り濡れているではないか。
「いやぁぁ!高島君ッ!見ないでぇぇ…ッ!」
咲希が己の痴態を恥じ、体をよじる。
「この女!じっとしてろぉぉ!」
白覆面の男は腕に力を込め、彼女の下半身を抑え、今度は一転、引き出した肉棒を一気呵成に膣へねじ込んだのだ。
女の花芯からは、透明に半分混じりかけた白濁をした粘液が惜しみなく溢れる。
狂った花とでも表現すればよいだろか。
蜜をまき散らし、秘唇がうごめく。
抽送に呼応し、ギシリギシリとベッドは軋み、男の腰は、一定のリズムを以って前後に振られる。
ばっしぃぃん!ずっしぃぃん!ずぱぁぁん!ぱああぁぁぁん!!
次第に高揚する男は時に激しく、時に大袈裟に腰を叩きつけ、肉と肉のぶつかる音を奏でる。
「はぁん!い…いやぁぁッ!!ダ…ダメェェッ!お願いッ…ゆる…許してぇぇッ!!」
咲希は逃げんと、懸命に全身で抗うが、女の力では到底かなうはずもなく、ただもがき、シーツの上でシワを掻き集めているだけである。
「こ…こりゃいい!思いの他締まりがいい!お姉ちゃん、ずいぶんとご無沙汰だったんだなぁ!」
白覆面は喜悦する。
女の筒が男を喜ばせ、喘ぎは耳に心地よく、粘液はピストンに加速を与える。
ぬぱあぁぁ!ぬぱあぁぁ!ぐぱあぁぁ!ぬぐぐぐうぅぅ!
抜き差しする度、咲希の秘穴が媚びるように男根に抱きついて踊るのだ。
智光は下唇をかんだ。
己の立場を失った居た堪れなさばかりでなく、想いを寄せる女性の身体を弄ばれ筆舌に尽くし難い苦しさが胸の中で爆発しそうだった。
「ごめんね〜兄ちゃん!自分たちばかり、こんなイイ思いしちゃって!」
黒覆面の男は横眼で智光を馬鹿にしたように眺めながら、ベッドへと腰を下ろした。
そして、手を咲希の乳房へと伸ばした。
ゴツゴツとした掌で小高い柔丘を揉んだ。
そして、黒覆面は身を屈めると、ぶちゅり!と咲希の唇を奪う。
二人の男がかりで、一人の女をねじ伏せ、女体の清らかな場所を犯し貪る。
彼女は手足の先をじたばたさせ、まるでサファリで小鹿が肉食獣に食われているにも似た壮絶な光景がベッドの上で繰り広げられていた。
「ぐおおぉぉッ!」
白覆面の男は絶叫した。
ペニスを抜くと射精し、次いで、黒覆面の男が彼女の中に入ってピストンを放っていった。