〜優勝〜

「うっふん!!」
他から女の喘ぎが聞こえた。
翠がいち早く、挿入にこぎ着けた。
女豹のように四つん這いになり、その張り構える臀部に男の抽送を受けていた。
「ああ…ひい!いいわ。もっと突いてぇぇ――!!」
バシリ!バシリ!と肉と肉の衝突が激しく音となる。

「さあ、寝て。」
菜々子は男を促し、寝そべらせると彼に背を向け上に跨った。
そびえる肉棒を手繰り、コンドームを被せると、手慣れた様子で下半身を調節し、先端を入り口にあてがう。
中腰した女の股下をカメラが低く構え、ハイライトを収めようと待った。
女は手の腹で肉茎を撫であやし、
「いっぱい、気持ちよくなってね。」
と、微笑んだ瞬間、両腿の力を解き豊桃を墜落させた。
構えたレンズには、肉尖が菜々子の扉を押し開き、一気呵成と潜る様を捉えた。
それを見て、剛の脳裏には、一年前の菜々子宅での出来事が蘇った。
隣から仕切りの隙間越しに、剛は菜々子が凌辱を受ける様を見ていた。
あの時、菜々子は男たちに乱暴されたのだ。
剛は男性がお姉さんの中へとオチンチンを入れ込み、苛めているものと今も思っていた。
それゆえ、SEXは女性が嫌がる行為として剛の記憶に刻まれていたのだ。
しかし、画面の中の彼女は違った。
自ら欲するように、男根を胎内へと誘ったのだ。
(う…嘘つきだ!菜々子お姉ちゃん!!)
剛は夢だとしても、目の前の光景に納得いかなかった。

すると、隣の裕美も男を中に入れた。
彼女はシートの上に寝、両脚をM字に開くと、股間へと肉槌を受けた。
剛の周りの子供たちは女の痴態に喜ぶ。
「なんだ?これは!」
SEXを始めて目の当たりにした子供たちが、喜々とし興奮する。
「なんにも、知らねえんだな!お前らは!」
また佐々木が友人連中を窘(たしな)める。
「さっき、言っただろ?大人はオチンチンをしごくと、気持ちいいんだって!!その最上級がセックスなんだよ!」
「でも、これってどこに入ってんだ?」
「肛門?」
「おしっこの出てくる穴じゃないよな?」
連中が口々に疑問を言う。
「バーカ!肛門とおしっこの穴との間に入れる穴があるんだよ!!」
佐々木はなんでも知っているふうをした。
「嘘ぉ!?マジ!?」
みんな驚く。
「男には無いぜ!女専用の穴なんだ。膣って言うんだぜ!!」
一同は殊勝に、授業中より真剣に聞き入った。

「あはん!あはん!!」
「ひいッ!いいっ!!」
「気持ちいい!!入ってるゥ!!」
ビーチには三種三様の艶めかしい喘ぎ声が乱舞する。
菜々子の上体は上下し、わっさわっさと、豊乳を揺らした。
一瞬宙に浮く度、ブラウンの髪は舞い散り、その開放的な女の性を曝した。
「いいよ!いいよ!菜々子ちゃん!!」
男は高揚し、上半身を起こすと、彼女の乳房を後ろから掴んだ。
「最近のカップルは、恥知らずねェ…。」
周囲から菜々子たちを、蔑んだ声が聞こえた。
「畜生じゃないんだから!!」
軽蔑に混じり女たちの喘ぎ声が華やかに放たれた。
すると、慎吾の腕が菜々子の胸からスルスルと、下肢に滑り、両腿を掴んだ。
「え!?ちょっと…!!」
それはいくらなんでもと、遮ろうとした女の抵抗よりも早く、男の手は菜々子の脚を吊り上げた。
2肢がMに模られると同じくして、女の伏した股下は周囲の視線に晒された。
カメラが逃すまいと、アップで収めた。
リビングの歓声も隆盛となる。
「ホントだ!佐々木の言った通りだ!!」
「こんなに、複雑になっているのか!?」
子供さえ喜ばせる菜々子の股間は秘穴が男を飲み込んでいた。
淫唇は広がり、朱色をドス黒い肉棒が突き刺さり、粘膜の花が歪んでいた。
さらにアップで寄ると、女の尿道が点程に確認できる。
「菜々子ちゃん!気持ちいいよ―――!!」
女の身体の造りを全て見せ、男のピストンは加速しだす。
根本まで押し込むと、一転先端のカリだけを残しながら引き出す。
ヌラヌラとした粘液をまとう肉を、さも当たり前のように再び差し込む。
「はううんッ!!ああっ!!いい!!たくさん出してぇ!!」
抽送の度、菜々子も懸命に喘ぎ、男の射精を促す。
最後の一撃が菜々子の叩きつけられると、男の動きが止まった。
「ああ〜。」
菜々子は立ち上がり、中から男を抜いた。
肉茎に被るゴムの中には、白濁の液が充満していた。
「どう?気持ちよかった?」
菜々子は男の傍らに腰を下ろすと、優しく、ゴムを抜き取った。
辺りは人集りができ、裕美や翠も男をフィニッシュさせていた。

「それでは、採取した欲望を見せてください。」
カメラの前に素っ裸で三人が並び、手にしたコンドームを見せた。
女の子達は、カメラの男性が言うままに、用意された量りに、順番にコンドームを乗せてゆく。
そうして、三人の計測が終わると、一番重量のあるのは、菜々子であった。
「では、今企画は菜々子ちゃんが優勝です!」
男性の言葉に菜々子の、賞金を受け取って喜んでいる姿が映り、映像は終わった。


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