〜不発!?〜

しかし、静寂を裂く音はなかった。
浜辺には二人当時に着地する乾いた音が響いた。
「なぜ…!?」
瞳は蒼ざめた。
銃の引き金が引いたはずである。
しかし、発砲は無かった。
「弾切れ?いいえ!違う!」
瞳はもう一度、引き金を引くが、音沙汰がない。
「今のは、さすがにやられたかと思ったよ…。」
岸は安堵とも優越ともとれる表情をしていた。
「さしずめ、海にでも落ちた時に火薬が湿気たんだろ…!?マヌケだったな!伊賀の科学を過信した事の報いだ!くの一!!」
男は鞭を素早く構え、放った。
「くッ!」
地を這う曲線は砂を巻き上げ、加速を伴い、瞳の抵抗も空しく、それは適格に獲物を捉えた。
そして、両腕と共に女の胴を堅く縛ったのだ。
「貴様は決め手を失った!怖くはない!!」
「……ッ!」
ギリギリと瞳の身体は絞られる。
その手からは力なくピストルが滑り落ちた。
岸がぐい!と鞭を引けば、女は簡単に引き倒される。
「ようやく終焉を迎えた。今、私の身体には心地よい疲労が巡っているのだ。」
男は鞭を絞りながら、ゆっくりと近寄ってきた。
すると、仰向けた女の上に馬乗りになった。
「辱(はずかし)めを受け、果ててゆけ!!」
男は麻縄を取り出すと、なんと瞳の胸部を縛ってゆく。
縄は右の乳房の根を一周すると、左の乳房の根をも一周し、背面を経由させ、最後に正面の鳩尾(みぞおちの)辺りで結び目を作った。
「な…何をする気!?」
「まあ、怯える事じゃない!」
そう言うと、岸はその結び目から出る縄の端を引っ張った。
ぐぐぐ…ッっと、女の身体を強く締めたかと思えば、なんと縄は乳房の根本から豊かな果実を絞り出したのだ。
「きゃッ!!や…やめなさい!!」
根本が細くなった肉丘は天へ向けロケット状に膨れ上がる。
「これは…これは…眩暈がする!やらしい光景だ!」
そして、さらに縄を絞り込む。
すると、乳房はより突き出て男を挑発するではないか。
「とても、子供には見せられない…!目のやり場に困るよ!!」
岸はニタニタと鼻の下を伸ばしながら、しかし、両手を伸ばすと、遠慮の欠片もなく水着の上から双乳を鷲掴んだ。
「はあぁんッ!!」
「悔しかろう!口惜しかろう!!身動きが出来ぬとは、すなわち、男を喜ばせる肉人形なり!」
岸は指を躍らせる度、5指がむにむに…と肉に食い込む。
すると、水着の薄生地にシワが生じ、男の思いのままに母性の証が歪められるのだ。
「くぅ〜!やめ…やめて!!」
瞳は首を振り、抵抗にもならない抗いを見せるが、なぜか体中の力がじわじわ抜けてゆく。
(おかしい!変だわ!!腹部の下方がジワジワくすぐったい…!)
瞳の艶やかな額には、月光に光る汗の玉が浮かんでくる。
岸の掌が乳房をあやす度、女は身体の芯から火照るような、言葉にできない違和感が湧き上がり、熱が肌の表面に滲むような感覚に襲われる。
(ああッ!肌が汗ばんでくる。)
「はあぁん!!」
瞳が一つ目の身震いをしたのを境に、肉体は最初の喜悦を上げた。
乳頭がぷっくりと勃起したのだ。
恥じらいもなく、水着の内側から生地を突き上げる。
「あらぁ…、お譲ちゃん!おっぱいの先っぽに突起が出たけど、これは何かな!?」
「そ…それは…!?」
水着越しに、岸は人差し指でその勃起を弾いた。
すると、瞳の表情は羞恥に染まるではないか。
「ああ!触らないでぇ!!」
必至に肉体の疼きを抑えているゆえ、声が上ずる。
岸はその瞳の表情の細やかな変化を粒さに観ながら、そして、指先を乳房の肌と水着との隙間に差し込んだ。
瞳の顔色がみるみる蒼ざめる。
「ダメ…ッ!」
瞳の眼差しが哀訴を訴えるのだ。
男が手を上へ持ち上げると、指は水着を持ち上げ、肌との間に隙間を生む。
「お乳は絞られ、乳首は勃起し、一体どんな格好になっているのか自分でも気になるだろ?」
瞳は嫌だ嫌だと懸命に首を振る。
しかし、男はニヤリと笑い、無慈悲にも指にかかった水着を左右外側に引っ張ったのだ。
ズルリ!と生地が滑るや、乳房のトップが露となった。
その上、外され、伸びた水着が、輪ゴムで物を括るように、サイドから双乳を一纏めにしているではないか。
右の乳が左を圧し、左の乳が右を圧し、まるで二つの大福餅が中央でせめぎ合っていた。
隠しようもなく、男の目の前に、小粒であるが、威勢よく起きた乳首がお披露目された。
「肉感的な身体に似合わず、可愛らしい!」
すると、今度は生の乳房を掴み、掌で味わうように揉み始めた。
たぷたぷ…たぷたぷ…と、手の中で心地の良い肉の波が揺れる。
さらに、量感に富むロケットは男の目を圧倒する威を放った。
「ああ!堪んねェ…!」
男はおもむろに屈むと、乳房の先端にちゅぱっ!っと吸い付いた。


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