覆い被さる枝葉を払いつつ早苗は緑の中を突き進み、しばらくすると、大きく開けた場所に出た。
一見、茂みを突き抜けたかと錯覚したが、どうやら違うらしかった。
ビーチの喧騒が聞こえない程、静寂に包まれた空間。
見上げると頭上を遮る木々から夕焼けをにじませた木漏れ日が降り注ぐ。
吹き抜ける風が心地よく肌を撫ででいた。
「こんな場所があったなんて。」
思わず感嘆した。
カサリっ!!その時茂みが揺れる。
「誰かいるのっ!!」
早苗がその方を睨む。
「動物…かしら…?」
一歩二歩、歩み、薄暗い茂みに目を凝らすと、微かに人影が闇に浮かんでいた。
「杏ちゃん!香織ちゃん…!!いるの!?」
そう呼びかけても返事がない。
「人違いかしら…。」
不信が拭えぬまま、歩み寄ると、その人影も早苗に気付いたようで、向こうも歩み寄っていた。
次第に影の容が明らかになる。
ガッシリした筋肉を纏う体つき。
長身のそれは、杏でも香織でもない。
「男性の方かしら…。」
日暮れの時分、密林の中で、早苗はようやく目が慣れ始める。
「…………っ!!!」
早苗の顔が引きつり、目の前に仁王立ちする男の姿に声を失いたじろいだ。
小さなパンツを一枚、申し訳ない程度に履いているが、その男性のシンボルがはちきれんばかりに隆起し、女を睨みつけていた。
(へ…変態っ!!)
木場のあまりにも猥褻的ないでたちに恐怖が全身を貫く。
危機感を感じた早苗が逃げようと下駄の踵を返す。
しかし間髪入れず、木場の手は早苗の手首を無理やり掴んできたのだ。
「痛いっ!!」
叫びながらその手を解こうと、腕を振りかぶり、浴衣の長い袖が暴れた。
しかし、一転、木場の足が早苗の不安定な足元をなぎ払った。
「あっ……ああ――――――っ!!」
早苗の視界には夜空が飛び込んできた。
下駄が足から脱げながら、足元からバランスを崩すと仰向けに倒れたのだった。
倒れる瞬間、踏ん張ろうと脚を開き体勢を維持しようとした事が女にとって状況を悪くした。
浴衣の裾が大胆に捲れ、早苗の熟れた腿が露になった。
それを木場は見逃さなかった。
男の手が早苗の腿の内側に滑り込む。
「きゃあああぁぁぁぁぁぁ――――――っ!!」
早苗の全身におぞましい電撃が走る。
女の上に覆い被さった木場が、自身の右足をつっかえに、指し込んできた為、開いた股を閉じる事ができない。
「やめてぇぇぇぇ―――――っ!!」
女の浴衣の中に夜風が流れ込んできた。
月明かりに照らされた太腿がシルクの肌に色づき、野獣の欲情を煽った。
空には陽が薄れ、月のシルエットが浮かび始めていた。
「ふっくらと肉付いた、美味そうな脚じゃねぇか!!」
ゴツゴツした指が内腿を舐めまわしながら、スルスルと上によじ登る。
「あぁっ・・!そ…そこはっ…!!」
早苗の表情が、羞恥に染まる。
内腿の付け根に行き当たった指先がパンティの船底を見つけた。
ピンク色した布地がプックラとした恥丘を張り、そのテントの上からグイッ…と、木場が力を込めると、触指が布地へと沈み込んできた。
「ひゃっ・・!あ゙ぁぁぁ――っ!!」
女が狼狽し、頭上へと這い逃れ抗う。
「使い心地の良さそうな、おまんこしやがって!!女陰とはこんなにも柔らかいものだったのか!!」
憧れた女の身体が秘めた淫靡なたおやかさに驚愕し、木場は己の股間を熱くした。
パンツ越しに秘部のムッとした湿り気。
纏わりつく生温かさと、肉の弾力を感じていた。
23歳の成熟した女の艶体をこれから調理できる喜びに胸が高鳴った。
「さ……触らないでぇ〜〜!!」
両脚を屈伸させ、足の裏で地面を蹴るように、頭側へ這っていた。
しかし、木場の手がその立てた膝をガシリと掴んだ。
「逃がさねぇぜっ!!」
ニンマリ笑いそのまま膝を掴んだ両手を左右に大きく割り開いた。
「はあぁぁぁ〜〜〜!!広げないでぇぇぇ!!」
早苗の両の腿が広角に裂かれ、浴衣の裾が腿の付け根辺りまで、ずれあがった。
M字に開脚された2肢。
乱れのない脚線に誘われ、女の股間には、ピンクのベールがドーム状に布を張って、艶やかに盛り上がっていた。
「へへへへっ…。この布地一枚向こう側に果肉が孕んでやがるな…。」
木場はその早苗の股から立ち昇る臭いを目一杯に吸い込んでみせた。
女性フェロモンに湯上りの汗ばんだ香りが、混ざり合い男の鼻腔深くをくすぐった。