〜盗撮だと気付かずに〜



一階に下りて、左手の奥に進んでいけば、浴場がある。
浴室が一つしかない為、男女の入浴時間が分けられていた。
入浴自体は17時からだが、17時〜20時は男性の入る時間帯となっており、20時〜23時が女性客の入浴時間と決まっていた。
その後の時間帯は朝方6時まで入れるのだが、混浴となり男女共に入浴可能となっていた。
杏は自室に戻ると、タオルや石鹸・シャンプー等の入浴セットを手に浴場に向かった。
一階のダイニング、管理室等はすでに、消灯していた。
脱衣所へから漏れる灯りが、こうこうと照っている。
時刻は10時50分を回っている。
もう時期、女性専用の入浴時間は終わろうとしていたが、昨日の夕食光景を見た限りでは、男性客は1名で大半が男性の宿泊客と推測していた。
「入浴時間を過ぎたって平気よね…。」
杏は、そう呟いた。
大好きな入浴時間、一日の疲れを癒す唯一の至福の時。
心の帯が解ける瞬間でもある。
ガチャリ!!
杏は脱衣所の扉を開くと中に入った。
深夜になり、人気のない静寂は、廊下の端までその空気を張っている様であった。
しかし、その足音に聞き耳をたてる者がいた。
脱衣所の入り口ドアのはす向かいに裏の勝手口があった。
ほとんど、宿泊客は利用しない。
従業員が業務時間に僅かに利用するのみである。
そのドアを出るとゴミの集積場が程なく近くにあり、人目につかない死角になっている。
その一角に木場の姿があった。
それを囲み数人の舎弟の姿が木場の手にした小型のモニターを覗いていた。
「おっ…!!脱衣所に誰か入って来たぜ…。」
「これが、御手洗 杏か……。」
男達は脱衣所の一角に仕掛けられた小型カメラから中の様子を盗み見ていた。
事前に裕子に渡したカメラが、彼女の手によって約束通り仕掛けられたのだった。
「けっこう、いい乳してますねぇ…。」
木場の傍らにいる金髪の男が舌なめずりした。
ホワイトブルーの可愛らしげなブラウス越しでも、Fカップの尾根がはっきり見て取れる。
その上着と合わせた白いミニスカートを纏い、そこから伸びたスラッとした太腿が、男達の欲情を掻き立てた。
きめ細かい色白の素肌が室内のライトに照らされ眩く見える。
ローアングルから見上げた角度で覗くレンズに杏の姿が映り、その歩みがレンズの方に向かう。
ちょうど、カメラを仕込んだ位置が脱衣棚の足元である。
杏が服を脱ごうと入浴セットを棚に置き、ブラウスの裾に手をかけた。
まんまと木場の計算した通りに事が運び、薄笑いを浮かべた。
当然服を脱ぐのであれば、脱衣棚の前に立ち、入浴の仕度をする。
その時、女のほぼ足元辺りから全身を見上げる角度を狙った位置取りなのだ。
この位置からは、ミニスカートの中が丸見えとなり、股間に張ったパンティの船底が、盗撮者の目を惹きつけた。
「あの娘、ブルーのパンツですよ…。青系が好きなんですかねぇ…?」
男達のセンズリの材料にされているとも知らずに、杏は、順番に衣服を脱いでいく。
上着を脱ぐと、ホワイトのミニも脱いで棚の中に折り畳んで重ねてゆく。
上下共におそろいの青いブラとパンティが、雪色の肌に映え、見上げた女体の色香に華を添えていた。
モニターで眺める男達の顔が次第に綻ぶ。
そのまま、杏は両手を背後に回し、ブラのホックを普段の手付きで外しだす。
青くレースで彩られた二つのカップが舞い落ちた瞬間、プルンっ!とおののく様に圧迫から解かれた乳房がモロ出た。
柔らかな紡錘型が、双を成し、ダイナミックに稜線を描いた。
その先端が互いに、ツン!と上を見上げそそり立っていた。
巨乳を誇張するかの様に、乳頭の輪郭がクッキリと際立ち、淡い桃色に染まっていた。
下方から見上げると、まるで食べ頃の果実2つ、19歳の胸にたわわに実っていた。
「へっへっへっへっ…。見事に育てあげたものだなぁ…。」
「あれは、赤ん坊には、もったいねぇな!大人がしゃぶりつく乳だなぁ!」
男達の喜々とした会話をせき止め、木場が言った。
「ばぁか!これから、もっと大事な処を見なきゃなんねんだから、グダグダ言ってんじゃねぇよ!!杏ちゃん自身をなあっ!!」
木場の目尻が垂れ下がりながら、その視線をモニターに送る。
杏は両手の親指をパンティのゴムの内へと滑り込ませると、そのまま腰から上半身を前屈みに、45°傾け、ヒップから青色のベールをスルスル膝までずり下ろした。
その瞬間、バストの柔肉が重力にさらわれ、たおやかに歪み、空を泳いだ。
片手を壁に添え、身体を支えつつ、片足になり残りの手でパンティを足から抜き去った。
飾り毛が露になる。
肩幅に開かれた股間。
その陰毛から蟻の門渡りへと走った乙女の淫裂が丸見えとなった。
見上げるレンズに杏の顔と女陰が一直線に並び、その間に乳房の尾根が張っており、男の目を楽しませていた。


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