〜禁断の関係〜

(ああ、二人でデートしているみたいだ…!)
光俊は嬉しくなった。
まるで恋人同士で「これからどこへ行く?」と話しあっている景色に似ている。
「今度は…後ろから入れたいな…。」
「できる?」
すると、鈴江は微笑んだ。
きっと、幼い子供に“初めてのお遣い”をさせる大人の気持ちなのだろう。
鈴江は腰を上げると、肉筒を満たすペニスを引き抜いた。
そのまま、シーツの上を這い、光俊と入れ違うように、中央に四つん這いとなったのだ。
頭をさげ、尻を高く突きだすようにすると、なんと秘裂は少年を招くように顔面へ向けられた。
半開いたクレバスから零れる秘唇は、左右非対称に咲き、まるで、ふて腐れた子供の唇のようで、花芯にはぽっかりと主を喪失した証となる小さな空洞が見てとれた。
そのやや上には菊門まであるのだ。
それら大人の遊び道具が、双丘をなす臀部の谷間に備わっていた。
「無茶苦茶にしてもいい?」
ペニスの根本を持つと、吸い寄せられるように、先端を秘穴へあてがった。
少年の導火線はいつの間にか引火してい、そうして、昂る本能のまま、腰を放ったのだ。
男として、自身の刀が働きを果たした瞬間であった。
誇る怒張が、女を打ち抜く。
ぐわりと、扉を押し開くと、弾丸となりて最奥を撃ったのだ。
「あはァァんッ!」
子宮を押しあげんとする力を以って、根元まで埋めこんだ少年に、鈴江はたまらず白い背中をのけ反らせる。
光俊は、恍惚の表情で彼女の臀部を見下ろせば、その芯となる部分がくり貫かれた状態ではないか。
自身が彼女の中心を埋め尽くす存在。
つまり支配。
そんな優越感が胸を満たした。
そして、光俊は両手で、がっしりと鈴江の尻を捉えると、腰を前後に踊らせる。
目一杯に引き、肉の先のみを彼女の中に残すと、一転、怒涛の抽送をパンパン、パンパン高らかに叩きこむ。
言葉通り、彼女の全てを圧する勢いで、男はわがままを通すのだ。
「いいわ、ああ!す、すごい!…入ってるぅ!」
彼女の絹糸の黒髪が舞い、汗ばむ背中がうねり、豊かな臀部が歪む。
伏して胸に実る肉峰は、前後にたっぷん、たっぷん!と揺れ波打つのだ。
「あッ…はぁん…あ、あ、あひぃ!…か、感じるッ!」
義母の秘穴からは、おびただしい量の蜜が溢れだし、少年を賛美しているではないか。
透明と白濁の混じった粘液。
互いの肉と肉、粘膜と粘膜が擦れ、触れあう度、義母と息子は深く分かり合え、一つになれるのだ。
「ああ、いいよ!こんなにも…こんなにも優しく抱きしめてくれるなんて!」
光俊の鈴江を叩く音が次第に強くなる。
「いってぇぇ――ッ!ああ、出してぇ!今日は…ああ、今日は大丈夫ぅぅ!」
「まだよ…。鈴江さん!」
はぁはぁ…と息を荒げるまま、光俊は言う。
「仰向けに寝てください!」
光俊は、最後は是が非でも、義母の表情を見ながら昇天をと、求めた。
その請いに頷き、彼女は反転すると、滞る事なく両脚を開いた。
その間に光俊が座すのだ。
ペニスは熱を帯びたまま、果てる地へと潜る。
ぬぷぅ…と、生温かな媚肉に絡まり、男は収まった。
(終わらせるのが、惜しいくらいだ!)
光俊が鈴江の脚を肩に抱くと、持ちあがった臀部により秘穴が天を向く。
その浮かせた腰からピストンを打ち下ろすのだ。
眼下の景色の中に喘ぐ彼女がいる。
これ以上の至福があろうか。
とろとろと溶けるような感覚の中で、疼きが高鳴り、極まるではないか。
抽送が一気に加速する。
「はぁ、はぁ、はぁ、…ああ、いい…はぁ!」
ペニスの中心が、強張りぎゅッ!ぎゅッ!と硬直するではないか。
少年は無我夢中で、目の前で揺れる乳房を掴んだ。
5指を押し食わせ、指と指の隙間からは、勃起した乳首が押し出される。
「いい、いいよ!鈴江さん!」
光俊は、ロミオがジュリエットの名を呼ぶように、愛しく、切なく、張り裂けそうになり彼女の名を呼び、腰を振り続ける。
「はあっはあっはあぁあぁぁ!」
鈴江も悶え、遂には二人の声は、重なり合い、ぐくもった。
すると、頭を屈め、光俊は唇を鈴江重ねた。
むちゅッ…!とさえずり、舌と舌が絡まり抱き合う。
「ふぅぅぅん!…ッ!うッ!ふんふんッ!」
次の瞬間、光俊の願いが果たされたのだ。
肉棒の先端からは、白濁をしたマグマが女の深奥を侵した。
…ドクドクン!ドク…ドックン!と、荒く、強くとめどなくペニスは脈打つのだ。
(これが…男の至福!)
呼吸さえままならない。
身体中の力が下半身へ吸い取られてしまうような脱力感と、制止のきかない下腹部の暴走に驚嘆した。
相反する二つの生理が身体の芯で潮目となり渦巻くのだ。
ドックン…!
(ああ…終わった。)
光俊は鈴江とつながったまま、余韻に耽った。


「みっく〜ん!ご飯できましたよ〜!」
今日も階下から義母の声が光俊を呼んだ。
鈴江の声はもう彼を“光俊さん”などと呼ぶ事はなかった。
食卓に座ると3人が揃う。
「どう美味しい?」
「ハンバーグは大好物だから!」
二人は笑い合った。
「はは…ハンバーグとコロッケは昔から好きだったからな。」
父も二人の会話に乗ってきたが、鈴江の方が先に光俊へ話しかけた事を意に留めていようだ。
いつもと違った団欒。
いや、違っていたのは今までだったのかもしれないと、光俊は思った。
思春期の一ページのときめき。
季節が変わるように、だんだんと自然な3人になれると確信した。


完。

                                                                     

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