〜美桜の嫌悪1〜

儚いうめきと共に、射精の直前、彼はペニスを引き抜き、外へスペルマを吐いた。
(よかった…、もう自由なのね…。)
「ああ、死ぬ前に、こんな幸せに有りつけるなんて思いもよらなかったよ…。ありがとう、美桜ちゃん!」
下村は美桜の横へ倒れ込むように尻を下ろしたのだ。
「ど…どういたしまして…。」
美桜は複雑な表情をしながら、会釈した。
最後まで彼にキツイ物言いができなかった。
それは、下村が老人であった事と、美桜の律儀な性格の問題であった。
安堵し、美桜も自身の体勢を戻そうとした時、尻に触れた手の感触に、背後を振りむいた。
すると、そこには嫌悪していた男、利根沢が立っているではないか。
「下村さん…そんなにこの娘、いいですか?」
利根沢は自身を掴み、美桜の股間へ差し向けた。
「え?いや…ちょっと…智実さんが…!?」
慌てるのも、無理はない。
智実とセックスすれば、十分ではないか。
彼女で“イケ”ばいいのだから。
しかし、利根沢は、上半身を起こそうとする美桜の背中を強引に抑え、背後へ仁王立ちした。
「智実ちゃんは、先にいっちゃったから、今度は美桜ちゃんが気持ちよくしておくれよ〜!」
そう言いながら、二人目の女にせっつくのだ。
どれ程の好きモノであろう。
しかし、美桜が最も嫌悪し、生理的に受けつけない男のペニスが、胎内にもぐるのだ。
成人男性の平均より一回り大きく、赤黒い肉塊には、所々に墨汁のにじんだような痣(あざ)がある。
智実の愛液まとうモノを湯で濯ぐと、掌でしごいた。
(そ…それはやめて。)
全身が鳥肌に変った。
「実は、わ…私も、もうヘトヘトで…!」と言おうとした時である。
利根沢は腰を擦り寄せ、そぼ濡れた花肉へ男根を押しつけた。
「ひぇぇッ!」
途端に、下から突き上げるように、美桜はえぐられた。
秘穴が開くと、大蛇のような魔物が、内側より女を拡張せしめるのだ。
内臓全てが圧迫され、息がつまる感覚。
「ぬほほほ〜!」
欲情の昂りを呑みこんでいく濡肉の感触に、利根川はたまらず愉悦の声をもらした。
美桜の女陰は想像通り、入口がきつく引き締まり、中で広がりながらも、全体で絞りあげるようにペニスに絡みついてくる。
美桜の豊かな臀丘が、利根沢の腰を打つと、男は恍惚の表情を浮かべた。
「一日に二人…こんな美人を姦(まわ)せるなんて、極楽モノですよ…。」
利根沢はペニスをひき抜くと、ぬちゅちゅぬちぃ〜!と媚びる感覚に、驚きの声を発する。
臀部の谷間から醜肉が姿をさらしたかと思えば、再び腰を沈める。
女の顎が突きあがり、カクカクッと全身に小波が走った。
へたりこみそうになった女へ、男を根元までえぐり込む。
すると、熱くたぎったきつい肉路が、キュウッと欲望の象徴を締めつけてくるではないか。
「智実ちゃんは、どちらかと言えば狭い感じでヒダヒダが密集していた感じだったけど、美桜ちゃんは対照的なんだねェ!」
智実の美しさを花に例えると、さしずめ「バラ」であり、美桜は「百合」だろうか。
その美しき二人を姦淫した利根沢には、二つの味を比べる事が可能であった。
(へ…変態!)
それぞれの身体の造りが、利根沢の脳裏にイメージされていると思うと、吐き気と眩暈がする。
その上、口に出されるとなおの事である。
美桜は赤面し、俯いた。
が、それを目ざとくも周囲の男たちが揶揄するのだ。
熊五郎と、畑野であった。
「そんなに、真っ赤になってぇ〜初々しいのぉ〜。まさか処女じゃあるまいて…。処女じゃぁ!」
すると、ケラケラと、湯の中から賑やかな笑いが起こる。
「こんなに、健気に締め付けてくるなんて…処女と同じです。なんと可愛らしい!そして美しい。」
男は、美桜のしなやかな背中、くびれ、そして張りだした扇情的な尻の丸みへ目を落とし、眼福を得る。
そして、うっすらとミルクを溶かし込んだような、肌理細やかな肌はどうだ。
汗が浮かび上がってい、健康的なシルエットラインは、まさに男を誘う誘蛾灯のようだ。
双乳へ手を伸ばせば、智実とは質の違う、掌を弾き飛ばすと表せばよいのだろうか、瑞々しく立派な果実が実る。
「共にたっぷりと楽しみましょう!美桜ちゃんの、一番Hな声を出させてあげますからねェ!」
女の耳元でささやくと、男はぐいぐい、ぐいぐい腰をスウィングする。
「はぁ…、い、いや!…あ、ああ…ダメェ!!」
まるで、船のアンカーのような大きな肉のカエシが、胎内で暴れ、ひとかきごとに美桜はブルッ!ブルッ!と震えていた。
男の指が女陰へ伸び、珠をこねれば、さらに美桜は悶える。
膣口からは、涎のような愛液をにじませ、ペニスを白濁に染め、それが男をこの上なく喜ばせるのだ。


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